年に2回発行している会報は、今号で第52号となりました。
CHARGEの会を応援いただいている医療・福祉・教育関係者の方々、ご入会を検討中の患者ご家族の方々に向け、内容を一部ご紹介いたします。
○コロナ禍の日々、どう過ごしていましたか?
新型コロナウイルスの影響により、4 月中旬、緊急事態宣言が全国に出されることになりました。基礎疾患を抱える子を持つ私たち家族は、感染に対し、細心の注意を払わなければなりません。その緊張感、苦労は、並々ならぬものだったと思います。そこで緊急事態宣言中、どのような生活を送られていたのか、11人の会員の方にアンケートを取らせていただきました。コロナが収束したら、一番やりたいことはなんですか?の問いには、共通して「家族旅行」との答えでした。そんな日が1日も早く来るよう、願わずにはおれません。
○「ZOOM 茶話会 2021 新春」のお知らせ
今年は、埼玉県さいたま市で「CHARGE 夏の集い 2020」の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、2022 年まで見送ることになりました。ただ、この先も新しい感染症の感染リスクと向き合いながら、不安の大きい環境が続いていきます。そうした中、これまでの「集い」のような形で、医療的な配慮を必要とする会の子どもたちと一緒に活動することができるのか、慎重な検討が必要と考えています。今のところ、今後の開催内容について明確な見通しは立っていません。そこで、いわゆるオンラインでの企画を初めて開催することにしました。ビデオ会議ツールである「Zoom(ズーム)」を使い、全国の仲間と繋がる場として、家族会員を対象にしたオンライン茶話会を2021年2月に行います。4日間にわたり、年齢や悩みに応じた12のテーマで15回開催いたします。CHARGE の子どもたちと私たち家族が元気になる、明日の希望に繋がるような茶話会にしたいと準備を進めています。
他にも、今年5月に発行されたCHARGEっ子が主役の絵本について、お母さんにインタビューした内容や、会員の方に描いていただいたCHARGE の会のロゴを投票で選ぶコーナーもあります。
引き続き、読んだ誰もが、あたたかい気持ちになる会報をお届けしたいと思っています。
今年もお世話になりました。みなさま、良いお年をお迎えください。